ピアスでは毎週金曜日の午前中に就労プログラムを行っています。
☆就労プログラムとは
3~4か月間を1クールとして毎週金曜日の10:00~11:30に行っているプログラムです。
就労に関する外部の話を聞き、知識や働くイメージを付けたり、またディスカッションや個別ワークを通して、日々トレーニングで身に付けたことや自分自身について整理し、まとめていきます。そして書類作成や面接練習などを通して相手(会社など)に伝える練習を行っています。
10/22(金)は1クールの締めくくりとして採用面接をイメージした面接練習を行い、今回は実際に障害者雇用をされているSOMPOチャレンジド株式会社の大住悠子様にご来所いただき、採用面接官役として模擬面接を行っていただきました。
当日は4人のメンバーが参加し、お互いが見守る中、一人15分程度の面接を経験しました。志望動機や自己アピール、ピアスのトレーニングで取り組んできたこと、得意不得意なこと、病気に関することなど、この間準備してきた内容を緊張しながらも精一杯伝え、最後は他のメンバーから良かった点のフィードバックをもらいました。大住様からもコメントやアドバイスをたくさんいただき、各々が自信をつけるとともに、今後に活かせる点を見つけることができた貴重な時間になりました。
☆ 参加したメンバーの声
Aさん
人生初の面接ですごく緊張しましたが、大住さんが話しやすい空気を作ってサポートしてくださり、自信を持つことができて、良い経験になりました。これからトレーニングで整理を進めて、志望動機などをしっかりと言えるようにしたいです。
Bさん
ピアスで面接練習の回数を重ねる中で、自分の思い込みだけでなく、ピアスでの訓練を通して得た客観的な意見を入れるようになり、説得力のある地に足のついた面接になってきたと感じています。他のメンバーの良かった点も取り入れていきたいと思います。
Cさん
とてもていねいに質問してくれて、やりやすかったです。話の引き出し方がとても上手だなと感じました。つい度忘れしてアドリブで答えた部分もあったので、準備と練習を重ねていきたいと思います。
Dさん
とても緊張しました。ですがオープン就労で大切な、会社にお願いしたい配慮事項とともに、自分が努力することもきちんと言えてよかったです。
トレーニング仲間とグループで面接練習をする緊張感はありますが、お互いの良いところを参考にし、自分では気付きにくい点をフィードバックし合えるのは、ピアスの面接練習の醍醐味です。
大住様からは、トレーニングでの具体的なエピソードを交え説得力を増すとよいなどのアドバイスをいただき、採用する企業側の視点もお話しいただきました。今後のトレーニングにも今回の内容を活かしていきたいと思います。大住様、大変お忙しい中ありがとうございました。