ピアスでは就労移行支援と自立訓練(生活訓練)、就労定着支援の3つの事業を行っています。
その中から今回は自立訓練事業(生活訓練)をご紹介します。
ピアスでは就労移行支援の利用を希望している方で、生活面や対人面に不安がある方に生活訓練から利用することをおすすめしています。通所することで生活習慣を整え、軽作業やプログラムを通じて集団生活を送る機会を提供しています。
午前中は、はし袋折りやシール貼り、印鑑押しなどの軽作業を行います。通所が安定し、生活訓練の場や人に慣れてきた方には会社から受注した作業(外注作業)をする機会も用意しています。
生活訓練と就労移行支援では建物が分かれていますが、外注作業は就労移行支援を利用する方がいる場所で行います。そうすることで、就労移行の場に早めに慣れてもらい、部門体験(就労移行支援の利用に向けた厨房・環境整備・事務補助への体験参加)への足がかりになると考えています。
午後はワークサンプルを使い、数種類の作業を体験して「どんな作業が得意か苦手か」発見する機会にしてもらっています。
★利用中のみなさんの声
Tさん 生活訓練歴(5か月)
「最初は遅刻するんじゃないか、ちゃんと通えるかなと思ってたけど、午前中の利用だけにしてちゃんと通うことができました。ピアスを体験利用したときから和やかで楽しいなと思っていましたが、入所してからも優しい先輩たちが話しかけてくれました。4か月目から外注作業にも参加し始めました。就労移行の建物での作業になるのでちょっぴり緊張感がありますが、先輩たちと一緒に作業ができるので心強いです。」
Kさん 生活訓練歴(10ヶ月)
「最初はきちんと通えるか不安でした。そもそも家からピアスに通うということが大変だったけど、今は生活リズムも整ったし、体力がつきました。最初は週3日から始めたけど今では週5日通っています!今は就労移行に移籍するための準備中。生活訓練のうちから移行の部門に参加して就労移行の人たちとも一緒に作業をしていたので顔なじみになれたから緊張せずに過ごせています。」
Kさんが言ってくれたようにピアスでは生活訓練のうちから就労移行のトレーニングに参加できるので、「就労移行に行っても大丈夫!」と自信をつけてから移籍することができます。
ピアスでは利用見学や体験参加を随時受付しています。お問い合わせは下記へご連絡ください。
見学・問い合わせ先:042―571―6055 担当;伊藤、高橋しのぶ