去る1月21日(土)・2月4日(土)に、なびぃ『家族講座』を開催しました。
1回目の発達障害専門家によるおはなしでは、中村干城(なかむらたてき)さんにご講演頂きま
した。「発達障害」そのものや、それを取り巻く支援体制の現状、そして、日常を共に過ごす家族はどうすれば良いのか、など2時間では足りない濃い内容でした。特に印象的だったのは、自分の家族ではない「当事者」と関わって見ると良いということでした。それが今までと違う「向き合い方」を手に入れるきっかけになるのではというお話しには、なるほどと思いました。
ご参加頂いた方々からは、「当事者である子どもが不安に思うことをやわらげ、楽しく家で過ごす雰囲気を作ろうと思いました。」「本人の『世界観』を共有することが大切なのだと知りました。」「改めて主治医に診断名や、飲んでいる薬について詳しく聞こうと思いました。」などのご感想を頂きました。
2回目はタッピングタッチを学びました。※タッピングタッチとは→『タッピングタッチ協会ホームページ』
ゆったりとしたBGMが流れる中、3名のインストラクターの方が手取り足取り、ていねいに教えて下さいました。決して専門的で難しいものではなく、道具も必要なく、ちょっとしたコツをつかめれば本当に『いつでもだれでもどこででも』できるものでした。主に背中・肩・首・頭にかけて行なうものですが、終わる頃には不思議と体中がぽかぽかしていました。ご参加頂いた方々からは「家族のコミュニケーションをするための取っ掛かりになると思った。リラックスする事によって素直に話しをしてくれそうに思う。」「とてもリラックスでき、気持ちよかったです。終わった時はほっこりした私になっていました。」などのご感想を頂きました。
今年度の家族講座も、寒い中にも関わらずたくさんの方にご参加頂きありがとうございました。なびぃスタッフも一緒に勉強し、一緒に楽しませて頂きました。これからも、またご家族と交流し、一緒に学べる機会を作れたら良いなあと思っております。