『はたらく当事者インタビュー』秋山さん(シダックスオフィスパートナー株式会社)

オープナー 2022/10/06

今回は就労移行支援事業所ピアスの卒業生でオープナーを利用しながら障害者雇用で働き続けている秋山さんとグループリーダーの平井さんにお話をお伺いしました。

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作業中の秋山さん

現在のお仕事内容を教えていただけますか?

秋山さん 事務の仕事をしています。親会社であるシダックスでは給食事業を行っているので、私は毎日の食事のレシピ表作成などを行っています。他にも入社する社員の住所や銀行口座、給料などのデータ入力や、退職する人の離職票の作成などの労務仕事も行っています。

入社までの経緯と入社から現在までの経緯を教えてください。

秋山さん 18歳の時に統合失調症を発症したのですが、32歳までは障害者雇用ではなく一般就労で働いていました。症状は重かったのですが無理をしながら頑張って働いていました。

32歳の時にリーマンショックが起こり、会社を解雇されました。

それからいくら探しても仕事がなく家でぼーっとしていたのですが、主治医の勧めで精神障害者のデイケアに通うようになりました。

2年ぐらいデイケアに通っていたのですが、働きたいという思いがあり、就労移行支援事業所ピアス(以下:ピアス)に通うことを決めました。

就労トレーニングをしてから、障害者就業・生活支援センターオープナーの紹介で現在働いているシダックスオフィスパートナー株式会社に就職しました。

入社当時は週5日5時間勤務から始まって、徐々に就労時間を延ばして現在はフルタイムで働いています。

障害者雇用を選んだ理由を教えていただけますか?

秋山さん 幻聴が聞こえるという症状があり、会社の人間関係がうまくいかず仕事を転々としていたのですが、デイケアに通うようになり障害者雇用というものがあることを知りました。

今まで仕事が続かず一般就労は無理ではないかと思い、デイケアからピアスという流れに身を任せて障害者雇用で働くようになりました。

仕事で大変だと思うことを教えてください。

秋山さん 前職(20代の時)に必死に働いていたので、パソコン操作には自信がありますが、エンジニアという専門技術の仕事だったので、現在の事務仕事の働き方とまったく違うこともあり、仕事への姿勢や言葉遣いなどを上司に注意されることが多いので大変です。

今働く上で努力していることや、工夫していることがあれば教えてください。

秋山さん トレーナーという役割についているので、障害スタッフの一日の仕事の割り振りを考えたり、仕事の指示をだしたりする仕事をしています。

自分自身の仕事量も多いのですが、仕事をしながら周りのスタッフから仕事について聞かれることに対応していて、忙しくてもイライラや怒ったりしないように気を付けながら仕事をしています。

職場ではどんなサポート・配慮を受けていますか?

秋山さん 入社した時から“電話応対が苦手なこと”と、“リーダーはできないということ”を言っていました。

電話応対については、内線の電話だけをとるということを配慮してもらっています。

今はトレーナーという役割をしているのですが、人に指示を出すことなど苦手と伝えているので、他のトレーナーや上司に助けてもらいながら仕事をしています。

日々の生活と仕事のバランスで気を付けていることはありますか?

秋山さん 睡眠がうまくいかないことがあるので、睡眠薬を飲んで寝ることを心がけています。

会社にいるときは仕事のことを考え、会社から出たら仕事のことは考えないようにしています。

支援機関をどのように利用していますか?

秋山さん 月に1回振り返り面談をしてもらっています。会社という空間が苦手というかよくわからないので、面談を通じていろいろ話をして頭を整理しています。支援してくれる人がいると思うことが、精神的にも安心につながっています。

「これから働きたい!」と思っていらっしゃる方にメッセージがあればお願いします。

秋山さん 障害者雇用と言っても障害者が働くことは大変だと思いますが、支援してくれる人や主治医、同じ障害を持ったスタッフなど、一人で生きているんじゃないと思って私は働いています。人間が作る社会だから人間とうまくやっていくことが大切だと思います。

なかなか精神障害者には難しいと思いますが、真面目に働いていれば、ほんのささやかなことかもしれないけれど、いいことがあると思います。

シダックスオフィスパートナー株式会社 グループリーダー:平井さん

秋山さんの印象を教えていただけますか?

平井さん 仕事に取り組む姿勢は、とても真面目です。

現状維持、0か100か、という考え方が強く、自分自身の思い込みと、周りの方との認識のズレが生じることが多い方でしたが、生活環境の変化やプライベートの充実により、人との距離を取った話し方が出来るようになり、前向きな考え方にも変わってきました。他のトレーナーと「協力する」ことにも気付き、トレーナーの1人として、スタッフからの信頼も大きくなりました。

これまでにどのようなサポート・配慮をしてきたのか教えていただけますか?

平井さん 障害は、その方の個性だと思っています。10人居たら10通り、というように1人1人と向き合い、寄り添う気持ちでサポートをしています。

電話対応が苦手な方なので、外線はとらず内線のみで対応してもらうなど、業務の配慮をしています。苦手なことを「やらない」ではなく、何が出来るのかを一緒に考えて、仕事を一緒にしています。

精神障害をもつ方の定着でポイントはありますか?

平井さん 仕事上の問題点や解決方法等を、週に1度、指導員の定例会議を行い情報共有し、スタッフには個別にフィードバックをし、業務の改善や安定につながるようにしています。

支援機関との連携について教えて下さい。

平井さん 定期的な面談の実施と、情報共有をさせて頂いております。

これから働きたいと思ってらっしゃる方に向けてメッセージをお願いします。

平井さん まずは、働くことができる体調作り、次に自分自身の長所・短所の把握、コミュニケーションを積極的に取れるようになること、最後に頑張りすぎないことをポイントにすると良いと思います。ささやかな良いことがあったり、毎日が楽しい、と思える職場にきっと出会えると思います。

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会社の入り口前 秋山さんと平井さん

インタビューにご協力いただきましてありがとうございました。

[受付終了]多摩就労ネットワーク連絡会議

オープナー 2022/06/21

[6/21(火)15:30更新] 定員を超えるお申込みを頂いたため、受付を終了いたしました。ありがとうございました。

毎年ハローワーク立川と共催で行っております、『多摩就労ネットワーク連絡会議』を今年度も開催いたします。

「障害者雇用は本当に進んだのか?」あらためて今、現状・課題をふりかえる~

ご登壇:一般社団法人障害者雇用企業支援協会

常務理事・障害者雇用アドバイザー 石崎 雅人 氏

・日 時  2022年7月15日(金) 14時~16時
・場 所  立川地方合同庁舎(ハローワーク立川) 3階会議室
・対象者  就労支援機関・ハローワーク・企業・行政・大学・就労相談・支援に携わる方
・定 員  50名(定員になり次第締め切りとなります)
・申込〆切 先着順・6/24(金)まで

ネットワーク連絡会議 お申込みページ(Googleフォーム)

HP告知PDFサムネイル

2022 ネットワークチラシ

 

 

 

 

 

お問い合わせ:障害者就業・生活支援センターオープナー TEL:042-577-0079

【ご報告】シリーズ第11弾!!「 働く当事者からのメッセージ」~気づく・書く・伝える~

オープナー 2022/04/01

去る令和4年1月19日(木)にオープナ主催のシリーズ第11弾!当事者セミナーを開催しました。

本来であれば、令和3年度中にホームページの更新ができればよかったのですが、遅くなってしまい、本当にすみませんでした。

 

令和2年度に初のYoutubeでのオンデマンド配信を行い、大変好評でした。当時、事前収録写真「リアルタイムでのやり取りのある雰囲気があったらといいなぁ」との感想も多くありました。そのリクエストにお応えして、今回、本編はそのまま事前収録した内容を配信し、質疑応答はライブ配信で行うハイブリッド式にチャレンジしました。

 

当事者セミナーは、「働きたい」を「働ける」と思えるように自信をつけ、次は「働き続ける」ことを目指し、紆余曲折しながらも「働き続けられてきた」ことをテーマに働く当事者が本音で語ります。

今回のテーマは「気づく、書く、伝える」で、転職含めて10年前後勤続している、3名の当事者が登壇し、スタッフが進行しながらシンポジウム形式で行いました。

Q:障害雇用で働くきっかけは何ですか?

A:「悪化しないで、続けられることが大切だから」

 

他の質問では、「就職までに準備してきたことは?」「オンオフの切り換えは?」

などいろいろな角度からの質問をしていました。

3名がこれまで“働き続けてこれたこと”のすべてのやりとりは視聴していただければと思います。

 

質疑応答については、オンデマンド配信では残念ながら編集でカットされてしまいます。そのため、一部ご紹介いたします。

Q:長く働くアドバイスを下さい。

A:「自分の出来る事のベストをする」「支援者をつける」「折り合いをつける」

Q:不安との向き合い方は?

A:「不安だらけ、支援者の助けで乗り越えた」「会社に行きつづけることで低くなる」

他にもいろいろな質問が出て、当事者とのやり取りができることはライブ感があり、とてもいいなぁと思いました。

 

視聴した方からのアンケートでは、

当事者の皆さんからは「苦悩と向き合う勇気の大事さをみてとることができました。」「モチベーションが上がった。」「考えている事や陥りやすい問題点など自分と似ている所があって参考になった。」

施設や関係機関などは「障害者雇用という枠組みの中で折り合いをつけている様子が分かり参考になりました。」「ひとことひとことに説得力がありました。」

企業の皆さんからは「当事者の方が長く安心して働ける環境づくりに引き続き努めてまいります。」などなど大好評でした。

 

不安や葛藤、困難を乗り越えてきたことや、働き続けることで自分なりの働き方や体調管理などを見つけてきたことなどが語られました。

三者三様の蓄積された経験から出る言葉は、ご視聴いただいた皆さんにも届いたかと思います。また、Mさんからのメッセージ「焦るな、落ち着け、気にするな」という言葉は印象的でした。この言葉は、実は誰にでも当てはまりそうですね(笑)

 

オンラインでの開催は会場までの移動がない分、多くの方が参加しやすいと思います。それは、大勢の方に当事者の生の声を発信できる機会が増えたことでもあると思います。一方で、以前までの会場参加型の良さ(外のイベントに初めて参加するチャレンジをしたい・たくさんの人の前で質問してみるチャレンジをしたいetc)からは離れてしまっていることも確かだと思います。

社会情勢として、会場参加型で開催できる日がくるのを楽しみにしているところです。

 

追加収録写真③ 実は、セミナー終了後、3名の当事者にご協力いただき、追加収録もしました。

内容としては、「気づく」「書く」「伝える」のメリットについて、ご意見をいただきました。特に、「書く」ことについて、様々な意見がありました。

また、オンデマンド配信では、ご自身の自己理解を深める「マイノート」についてもご紹介しています。

 

※現在は「オンデマンド配信」は終了しています。大変申し訳ございません。

 

出演して下さった3名の当事者に感謝します。お疲れ様でした。

 

[終了]精神障害者就労定着連携促進事業 第2回セミナーのお知らせ

オープナー 2022/02/28

[2/28更新] 公開を終了いたしました。

[2/1更新] お申込み頂いた皆様へ動画URLをメールにてお知らせ致しました。

[1/21更新] オンデマンド版の受付を終了いたしました。たくさんのお申し込みをありがとうございました!

オープナーでは今年度より東京都福祉保健局による「精神障害者就労定着連携促進事業」を事業受託しています。今年度は、感染予防の観点からYouTubeを活用したオンデマンド配信で開催を続けております。

第2回の今回は、『気づく、書く、伝える』~自己理解、情報共有のためのマイトート活用のすすめ~と題し、1/19(水)に行いました「当事者セミナー」(ライブ配信)の再編集版と当法人が今事業で作成した「マイノート」のご紹介を加えた内容でオンデマンド版として配信を行います。

自己実現・課題の解決には、自己理解を深め、自分や状況にあったプランを作成することが求められます。また、障害者雇用で働いていくには、助力(支援や配慮)を他者に得ることもあるかと思います。これらは自己理解があってはじめて自分にとって適切なものとなります。

マイノートは気づく、書く、伝える事を補助するツールです。人事・採用担当の方、支援機関の方にもツールを知って頂き、ご活用頂けましたら幸いです。

配信期間 令和4年2月1日(火) ~ 2月28日(月)
配信URL お申込み頂いた方のみの限定公開
資料 お申込み頂いた方にメールにて配布
対象 精神障害者の就労に関心のある企業、就労支援機関、当事者の方々

 

登壇者 ◆第1部 シンポジウム 当事者が語る!
  働く当事者3名
  障害者就業・生活支援センターオープナー 高橋智子
◆第2部 自己理解、より良い情報共有のためのツール「マイノート」の活用について
①「マイノート」について説明
  障害者就業・生活支援センターオープナー 吉本佳宏
②医療機関の立場から考える。「マイノート」の可能性について
  国分寺すずかけ心療クリニック リカバリー支援部 部長 岡本和子氏
  国分寺すずかけ心療クリニック リカバリー支援部 二宮史織氏

 

【お申込みはこちらまで】 令和3年度 第2回セミナー申込フォーム 終了しました

(セキュリティ関連で申込が出来ない場合、オープナーまでご連絡下さい)

 

お問い合わせ先:オープナー 吉本・高橋(042-577-0079)

[終了]シリーズ第11弾!当事者セミナー

オープナー 2022/02/01

[2/28更新] オンデマンド配信の公開を終了いたしました。

[2/1更新] オンデマンド配信のURLを申込みの皆様にお送りしました。

[1/19更新] ライブ配信が終了しました。ご参加いただいた皆さま、ありがとうございました!

この度「働く当事者からのメッセージ」シリーズ第11弾として、「働く当事者が語る ~気づく、書く、伝える~と題し当事者セミナーを行うこととなりました。

例年150名越えの皆様に会場にお集まり頂き開催してきましたが、2020年からは動画配信での開催に切り替えて開催しています。

今年度はさらにバージョンアップし、各施設の皆様から頂いた「働いている人に直接質問したい!」「生でやりとりをしたい!」という声にお応えしてライブ配信+オンデマンド配信の2種類で開催することといたしました。今年も当事者にしか話せない、当事者の立場からのことばをこれから就職を考える方・支える支援者の方・迎え入れる企業担当者の方に受け取って頂けましたら幸いです。

以下のフォームリンクよりお申込みください。

◆ライブ配信(zoom) 2022/1/19(水)13:30~14:30

【第1部】当事者セミナー+質疑応答(生配信パート)

働く当事者3名が登壇! 働こうと思った動機やモチベーション、働き続けるコツ等体験談を語ります。

◆オンデマンド配信(YouTube) 2022/2/1(火)~2/28(月)

【第1部】当事者セミナー

【第2部】ツール「自己理解、より良い情報共有のためのマイノート」のご紹介

医療機関・支援機関の立場から、自分自身を知る手がかりや周囲に伝えるメリットについて考えます。

申込フォームからご登録下さい →申込フォーム 終了しました

なお、昨年度に引き続き視聴につきましては、フォーム内にあります「当事者セミナー視聴にあたってのお願い」をご同意いただいたデイケア・事業所・企業が対象となります。「視聴にあたってのお願い」は、ライブ・オンデマンド配信どちらでも、登壇する当事者の方に安心・安全にご講演いただくため、またセミナーが成功となるように、お願いしております。ご確認・ご協力の程どうぞよろしくお願い致します。

お問い合わせ先:オープナー 高橋・吉本(042-577-0079)

[終了]精神障害者就労定着連携促進事業 第1回セミナーのお知らせ

オープナー 2021/11/10

[11/18(木)更新] 大変多くのアクセスを頂きありがとうございました。公開期間を予定通り終了いたしました。引き続きご閲覧ご希望の方は個別に対応させて頂きますのでオープナーまでご連絡下さい。

[11/10(水)18時更新] ご視聴およびアンケートのご回答ありがとうございます。配信期間後の視聴お問合せを頂いているため、1週間配信期間を延長することになりました。お申込みお待ちしております。

オープナーでは今年度より東京都福祉保健局による「精神障害者就労定着連携促進事業」を事業受託しています。

平成30年度~令和2年度までは、「精神障害者就労定着支援連絡会事業」として、年4回のセミナーやオンデマンド配信によるセミナーを開催して参りました。

今年度は、未だ続く新型コロナウィルス感染予防の観点からYouTubeを活用したオンデマンド配信とし、第1回連絡会(セミナー)を開催することとなりました。

今回は、『精神障害者の就労定着を考える~より良い人材に出会うための採用面接コミュニケーションツールの活用~』と題し、配信を行います。

障害者雇用の採用面接において「何を」「どこまで」「どのように聞くのか」、ヒントになるメッセージが盛り沢山の内容となっております。人事・採用担当の方、支援機関の方にツールを知って頂き、ご活用頂けましたら幸いです。

配信期間 令和3年10月11日(月) 10時 ~ 11月10日(水)17時  11月17日(水)17時 終了しました
配信URL お申込み頂いた方のみの限定公開
資料 お申込み頂いた方にメールにて配布
対象 精神障害者の就労に関心のある企業、就労支援機関、当事者の方々

 

登壇者 1.精神障害者就労定着連携促進事業について
  東京都福祉保健局 障害者施策推進部 地域生活支援課(就労促進担当) 横田 明美氏
2.精神障害者雇用企業の取り組みについて
  SOMPOチャレンジド株式会社 総合企画部課長 大住 悠子 氏
3.採用面接コミュニケーションツールの考え方と使い方
  医療法人社団碧水会 長谷川病院 デイケア科 科長 佐々木 真一 氏
4.採用面接コミュニケーションツールの具体的項目について
  社会福祉法人多摩棕櫚亭協会 障害者就業・生活支援センター オープナー 川田 俊也
5.採用面接コミュニケーションツールの活用について企業向け個別ワーク
  東京障害者職業センター多摩支所 主任障害者職業カウンセラー 小野寺 十二 氏
【お申込みはこちらまで】 令和3年度 第1回セミナー申込フォーム

(セキュリティ関連で申込が出来ない場合、オープナーまでご連絡下さい)

令和3年第1回連絡会チラシ(PDF)

お問い合わせ先:オープナー 吉本・川田(042-577-0079)

『はたらく当事者インタビュー』堀井さん(株式会社KSK)

法人本部 2021/09/16

今回は就労移行支援事業所ピアスの卒業生でオープナーを利用しながら障害者雇用で働き続けている堀井和宏さん上司の株式会社KSKの金谷さんにお話をお伺いしました。

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現在のお仕事を教えて頂けますか?

堀井さん:KSKに入社してからもうすぐ二年半になります。今は管理本部の経理担当という部署で働いています。勤務時間が基本的には週5日の8:30~17:30なんですが、(コロナ禍なので)今は時差出勤で、7:30~16:30で働いています。

業務内容は各事業部から届く諸経費の請求書の計上処理や、その支払いの処理とか、あとは売上データなどの社内システムへの取り込み作業などを行っています。その他には、『5S(整理・整頓・清掃・清潔・しつけ)活動』に関わる業務や、エンゲージメントという社内の交流促進のためのイベントの企画に取り組んでいます。

しごと風景

堀井さんの仕事風景、後ろにあるのが5S活動を管理する「VMボード」

 入社までの経緯を教えてください。

堀井さん:前職を退職して転職活動をしていたんですけど、それがちょっと思うようにいかず、体調を崩しかけたことがあって、生活のリズムを維持するために、ピアスの就労移行支援を利用しながら就職先を探していました。ピアスの利用は2度目だったんですが、利用を決めるのには大分葛藤がありました。体調を崩して辞めたわけではないのに、再度訓練をする場に逆戻りするみたいな感じが強くてその時は複雑でした。今考えたら体調を戻すためには必要というか、使ってよかったなと思っています。

 障害者雇用を選んだ理由を教えていただけますか?

堀井さん:通院や、支援機関との面談など、支援・サポートを受けるための休みがとりやすい。突発的な体調不良とかにも対応してもらえるというのが大きなポイントだと思います。

ただ、障害者雇用の給料とか待遇の面で不安があって、クローズで働きたいと思っていたので悩んだところでした。

職場ではどんなサポート・配慮を受けていますか?

堀井さん:突発的な体調不良にも理解してもらえる点なんですが、それは(障害への)配慮というか、そもそも誰かが休んでも誰かがフォローできるみたいな体制がしっかりしてるのもあって、安心して休めるみたいな。そういうところが配慮と言ったら配慮かなと思っています。

もともと障害者雇用とか関係なくお互いにサポートしあう体制ができている?

堀井さん:そうですね、マニュアルもしっかり整備されていたので、それを見ればだいたいできるみたいな。

ほかには会社に配慮していただいていることはありますか?

堀井さん:ないというと語弊があるんですけど、逆にあまり配慮されても、窮屈さを感じてしまうので、見守ってもらえていて、のびのび仕事ができています。

支援機関をどのように利用していますか?

堀井さん:そうですね、こういった職場への定期訪問もそうですし、支援者との面談が月1回あります。それ以外にもOBの集まりに参加したり、今はどっちもオンラインなんですけど、人と話すことが一つのストレス発散法なので、できる限り活用できたらなと思っています。

今働く上で努力していることや、工夫していることがもしあれば教えてください。

堀井さん:睡眠をすごく大事にしています。今、朝早く起きていることもあるので、そのために早めに寝るってことと、1日8時間は寝ないと体力が落ちるような気がするので、ちょっと昨日寝れなかったなと思った時には、仮眠を昼休憩の時にとったりしています。

数字を使う神経を使う仕事も多いので、張り過ぎないように気分転換に5Sに関する手作業などを行って気を紛らわすというか気分転換していますね。

もしよければ、堀井さんの夢を教えてください。

堀井さん:夢ですか。無いですっていうか。無いことはないですけど。うーん。このまま元気で過ごしていく事です。なんか、年寄り臭い(笑)

っていうか、変な言い方ですけど。結婚もしたし、家もあるし、ほかに何を望めばいいのかっていうのが、正直。何を目標にしようかなって、むしろ思ってます。

これから働きたい!と思ってらっしゃる方にメッセージがあれば、お願いします。

堀井さん:さっき、5Sって話しをしましたけど、3Sが大事かなと思ってます。

『睡眠と相談と積極性』

睡眠を十分とることで、体力をつけたり、生活リズム、安定させる。

相談することで、相談相手が自分の状況を理解してもらえたり、いざと言う時に、サポートをもらえるっていうところが大きいと思います。

で、最後の積極性なんですけど、そういう姿勢を見せていれば、仕事を任せてもらいやすくなったり、それが循環して、仕事へのモチベーションになったりするのかなって思ってます。

気軽に相談していただくことが、お互いの良好な関係を長く続けていける秘訣なんだろうなと思います。

株式会社KSK 金谷さん 

堀井さんの印象を教えていただけますか?

金谷さん:堀井さんはさっきの3Sじゃないですけど、非常に物事に前向きに積極的に、取り組んでくれているなという印象です。

KSKの場合、エンゲージメントという社内の親睦、コミュニケーションを高めることにすごく力を入れていますが、そのチーム活動に積極果敢に取り組んでもらっていて、今では『チームKSK』の中心メンバーです。

打合せ風景

経理チームの打ち合わせ風景、積極的に発言しています(左奥から2番目が堀井さん)

どのようなサポートをしていますか?継続しているポイントは?

金谷さん:サポートというほどではないのかもしれないですが、月に一回、ドアノックコミュニケーション、DKCという1on1ミーティングを、堀井さんに限らずメンバー全員とやっています。最近の日常生活についても含めて話をしています。気になること、困ったことがあったら、気軽に声をかけてね、と話しています。実際に堀井さんの方から、早い段階でシグナルを送ってくれるので、それが長続きしている一つの要因なのかなと思っています。

(面接に限らず)業務時間中とかに「ちょっといいですか?」と呼んでくれて、「今日体調悪いので、早退してもいいですか?」。そこまで至らなくても、「あのう最近ちょっとこうなんです。」と打ち明けてくれるんですね。そういった話をしてくれるので、こちらもすぐにそれに対して対応することができています。

自分のことを相談・発信しやすい雰囲気が職場の中にあるのですね

金谷さん:そうですね。そういう環境はできてるという感じはしますね。KSKは2014年に「健康経営宣言」を発表して以降、社長が健康経営のトップとなり、社を挙げて「心・技・体」三位一体の人づくりを推進しています。このような社風から生まれる風通しの良い雰囲気が、働きやすい職場環境に繋がっているのではないかと思います。

 

堀井さんがお互いにカバーし合う文化があるとおっしゃられていましたが、以前からあるのですか?

金谷さん:そうですね。仕事の面でいえば「マルチタスク」と言っていますが、一つの業務について属人的にならない様に、同じセクションの中で複数の人間ができる様な体制に常にしています。そういった中で堀井さんはできる業務を増やしていっています。そういう状況が、さっき堀井さんが言ってた『休みやすい環境』につながっているのではないかなと思っています。

それは障害あるなし関係なく働きやすいですね。

支援機関との連携について教えて下さい。

金谷さん:(本人・会社・支援機関が顔を合わせる)こういった定期的な三者ミーティングをするのは、こちらとしても大変助かっています。

上司に直接話しにくいことを、抱え込んでしまってどんどん傷口が広がっていくよりは、間に入ってもらうことで、早い段階で解決策が見つけられるので、こういう支援機関がいていただけるというのは会社にとってもありがたいことだと思っています。

他の社員で支援を受けているという話は聞いても、こういった形で定期的に訪問してもらってやりとりするっていうのは今までなかったんですね。これもそれこそ長続きする要因の一つなのかなとは思います。

これから働きたいと思ってらっしゃる方に向けてメッセージをお願いします。

金谷さん:やっぱり会社の中で、コミュニケーションを積極的にとっていただく、それから何か気になることがあれば、気軽に相談していただくことが、お互いの良好な関係を長く続けていける秘訣なんだろうなと思います。

最初のうちってどうしても委縮して遠慮しがちになってしまいますけど、そこはあまり後のことは考えずに、気軽に今自分が抱えてる悩みだとかを早めに共有していた方がお互いに良好な関係がもてるんじゃないかなと思います。

堀井さんも入社して早々の頃、ちょっと頑張りすぎになっちゃったことがありましたけど、「ちょっと辛いです」みたいな感じのことを言ってくれれば、仕事を少し分散させたりとか対応はとれるんで、抱え込まずに発信していただくのがいいんじゃないかなと思いますね。

インタビューにご協力いただきましてありがとうございました。

『はたらく当事者インタビュー』廣澤さん(デロイト トーマツ コーポレート ソリューション合同会社)

法人本部 2021/03/30

今回はオープナーの職場定着支援を活用しつつ、長く働き続けている廣澤梨菜さん、上司にあたるデロイト トーマツ コーポレート ソリューション合同会社の佐藤道彦さんにインタビューを実施しました。

廣澤 梨菜さん (デロイト トーマツ コーポレート ソリューション合同会社)

今の仕事を教えて下さい。

廣澤さん:2014年に入社しました。グループ会社の1つに出向し、総務で働いています。

皆さんが使う備品の補充や環境整備をしています。コロナ対策に関する作業ではソーシャルディスタンスが取れるように椅子の配置替えやパーテーションの準備などもしました。他に突発的な業務や新しく就職する方、退職する方のロッカー整理なども行っています。勤務時間は9:30~17:30、休憩1時間です。

社風としては、企業内ジョブコーチがいて、フレンドリーな職場です。障害者に対して優しくしてくれますし、障害者雇用のメンバーが多くなってきたので周りの方も慣れてきているのかもと思います。

今の会社に入社するまでの経緯を教えて下さい。

廣澤さん:特別支援学校(高校)を卒業後、特例子会社で7年勤め、清掃を5年やりました。異動になって給与明細チェックなどの事務補助を担当したこともあります。

「あなたの障害は軽いから周りをサポートできるでしょ」と言われることがあって、自分の中では悩むこともあったので軽いと言われても納得できず、他にも人間関係で悩んだことと、ステップアップをしたかったのもあって両親やオープナーの支援者に相談し、転職することにしました。

仕事を通して、どんなところが成長したと思いますか?

廣澤さん:社会人生活10年目くらいになりますが、特別支援学校の頃はタイムカードを押すことも知りませんでした。体調を自分でコントロールすること、生活習慣を整えること、社会人としての言葉遣い、ホウレンソウの方法、稼いだお金の中で生活することなど、働きながら社会人としての基本を教わりました。

今の職場では、メールやskypeの使い方を覚えました。文字でのコミュニケーションも多いです。自分の上司ではない人とやり取りをすることもあります。

障害者雇用を選んだ理由とメリットは?

廣澤さん:特別支援学校の先生の勢い(笑)学生時代から、理解が得られる就職をしようと思っていました。

メリットは、ジョブコーチと支援者がいて、上司と自分の間に立ってくれる人がいることです。全然違うなと感じます。ジョブコーチには自分の気持ちを聞いてもらったり、指示を受けて具体的にどう動いていくかの相談をしています。

デメリットはあまり感じません。今の職場は職場内に障害者雇用の人がいることが当たり前になっています。何かあっても「自分だけじゃないんだ」って思うし、共感してくれる環境です。色々あっても大丈夫。

段取り風景

働くうえで、努力や工夫していることありますか?

廣澤さん:1番は「やさしさ」。仕事では色々な人と接点がありますが、自分の伝え方がぶっきらぼうになってしまったら、あとで後悔するかもしれない。あんなこと言わなきゃよかったと後悔しないようにコミュニケーションをするようにしています。

あとは「趣味」を大切にしています。

趣味のために頑張れる、働いてないとCDも買えない、コンサートにも行けない、どこにも行けなくなってしまうから頑張ろう!と思っています。

長く働く為にも体力的にも気持ち的にも、良く寝て、次の日に備えています。何か新しいことが急に来ると「聞いてない!」と余裕がなくなってしまうし、私は「準備しておくといいタイプ」だとわかりました。

今の職場でサポートされていること、配慮されていることを教えて下さい。

廣澤さん:上司から指示がきた時に理解し辛い時、どう動いたらいいかイメージし辛い時に一緒に考えてもらっています。

苦手な仕事でもふられることはあります。重い荷物持たされたり(笑)

難しい仕事が来た時には、ジョブコーチと相談してモチベーションを上げて取り組むこともあります。

以前は仕事の指示があいまいだったり、難しかったこともありました。今はジョブコーチにいったん相談して、取り組み方を考えるようにしています。疲れている時は、休みの取り方を相談することもあります。

どんな風に支援機関を活用していますか?

廣澤さん:仕事でモヤモヤしちゃった時は、職場のジョブコーチにすぐ言うようにしています。それでもダメな時は支援機関にも言って、片方だけじゃなく両方に言って把握してもらうようにしています。

ジョブコーチにも親にも言えない、友達にも言えない!という相談事が時々あります。そういう話はオープナーの支援者に話しています。家族に言ってもな・・・と思うこともあるので。

最後に、これから働きたい障害者の方々へ、メッセージをお願いします。

廣澤さん:周りに障害者の方がいなくて、自分だけが障害者って思っている人も多いと思います。つらいこともあるとは思いますが、「自分はどうせ出来ない」と思うのではなく、相手の気持ちも考えて動いていこうよと思います。「自分自分」じゃいけないし、自分にも周りにも優しさを持ってほしいなと思います。

IMG_6393就職する前に「自分の生活リズム」と「体調を整える方法」を知っておくといいと思います。例えば、夜更かしすると次の日辛いな、睡眠何時間はないとだめだな、みたいな。

あと自分の限界。遊びたくても、金曜日と土曜日はいいけど、日曜日はダメとか、具体的にわかっているといいと思います。

 

「今日できなくても、明日出来るように」成長してもらいたい。

佐藤さん(デロイト トーマツ コーポレート ソリューション合同会社)

廣澤さんの印象を教えて下さい。

佐藤さん:非常に明るい方で、お洒落さんですね!

仕事に対して“嫌と言わない方”です。自ら率先してチャレンジして下さって、本当に助かっています。最近入社した後輩にとっては“廣澤さんみたいにやればいいんだな”と身近なロールモデルにもなってくれています。挨拶もとても良いですね。気持ちよく挨拶してくれます。

職場でのサポートはどうされていますか?

佐藤さん:上司は仕事をお願いする時には「今よりももう一歩先の、この仕事まで任せてみよう」と采配しています。現場にはジョブコーチ・指導員がいて、上司からの指示をそれぞれに合わせて伝えてくれたり、相談にのっています。私の方は無茶振り係ですね(笑)廣澤さん達が「やります!」と言ってくれるので。

定着するポイントはどのようなことでしょうか?

佐藤さん:デロイト トーマツ グループ全体では約14500人の社員がいますが、そのうち220人程度が障害者雇用の方です。半分以上は特例子会社の「トーマツ チャレンジド」の所属で、残りは廣澤さんのように各法人で独自採用している方です。

私が心がけていることは「機会と情報を平等にすること」です。変に腫れ物に触るようなことはしません。彼らにも成長の機会を作り、新しいことにチャレンジをしてもらいたい。成長している実感が定着につながるといいと考えています。

就労支援機関との連携

佐藤さん:指導員は就業中でのサポートを担っていますが、就労支援機関には生活面でのサポートをお願いしたいです。不調になる理由は仕事と生活、両方にまたがっていることが多い様に感じます。支援機関からも職場の方へ連絡を頂きながら、”夫婦の様に“連携しながら一緒に考えていきたいです。

これからの人へ就職を希望している方へ、メッセージをお願いします。

佐藤さん:雇用しているのは「あくまで仕事して頂く為」。「障害を持っているからこれくらいでいいよね」ということではなく、戦力の一人として入ってきて頂きたい。

あと大切なことは安定して働けること。「ちゃんと働ける体調になってから来てください」と伝えたいです。出社してから「体調が悪いので帰らせて頂きます」というようなことはあると思います。ですが、続くようだと重要な仕事をお任せすることが出来ません。そういった準備を経て、多様なスキルや経験をもった方がいるといいなと考えています。

廣澤さんとジョブコーチ吉野さんジョブコーチの吉野さん(左)と廣澤さん

 

[終了]シリーズ第10弾!当事者セミナーのお知らせ

オープナー 2021/03/13

[4/30更新]公開を終了いたしました。沢山のご視聴、プログラムでの利用、ありがとうございました!

[3/22更新]ご要望多数の為、配信期間の延長が決定しました。4/30(金)までの公開と致します。

[3/13更新] 3/13(土)にお申込済の皆様へ配信URLをメール致しました。3/15(月)9時より公開となります。

[3/12更新] 多数のお申し込みをありがとうございます。3/9(火)をもちまして申込締切とさせて頂きます。

 

この度「働く当事者からのメッセージ」シリーズ第10弾として、働く当事者に聞く ~「働く動機、そして働き続けるとは?~」と題し当事者セミナーを行うこととなりました。

例年はお集まりいただき開催してきました当事者セミナーですが、新型コロナウィルス感染予防の観点から本年度はオンデマンド配信での開催となります。

大変恐縮ですが、視聴につきましては、別紙の「当事者セミナー視聴にあたってのお願い」をご提出いただいた、デイケア・事業所が対象となります。

今回お願いしております「視聴にあたってのお願い」は、オンデマンド開催が初めての取り組みであり、登壇する当事者の方に安心、安全にご講演いただくため、またセミナーが成功となるように、ご協力をお願いしております。

つきましては、皆様にご周知していただき、職場定着への活用をご検討いただけましたら、幸いです。

【オンデマンド配信視聴方法】

同封しました「視聴申込書」・「当事者セミナー視聴にあたってのお願い」をお送りいただいた後、3月上旬ごろにURLをご案内いたします。配信期間にプログラム開催が難しい等ありましたら、ご相談ください。

視聴申し込み締め切り 3月8日(月)
オンデマンド配信 4月30日(金)まで延長いたします

 

お問い合わせ先:オープナー 川田・高橋(042-577-0079)

[終了]精神障害者就労定着支援連絡会のお知らせ

オープナー 2021/02/24

 

オープナーでは平成30年から東京都福祉保健局による「精神障害者就労定着支援連絡会」を事業受託しています。

昨年までは、年4回のセミナーを開催しておりましたが、今年度は新型コロナ感染症の影響から、年1回の開催となりました。

本来であれば、会場にお集まりいただき、セミナーを開催するところですが、前述のような理由から、ウェビナー形式での開催および後日オンデマンド配信となります。

今回のウェビナーでは、第一部では、採用面接に向けてのコミュニケーションツール作成までの経過をご報告させていただき、 第2部では、目から鱗の「採用面接を見直す~面接は互いのコミュニケーションでみちがえる~」と題し、デモンストレーションを織り交ぜながらお伝えしていきます

「何を」「どこまで」「どのように聞くのか」、誰もが悩む採用面接について、ヒントになるメッセージが盛沢山の内容となっております。

人事担当者、就労支援従事者の方必見です。

日  時 令和3年2月24日 (水) 14:30~16:30  ※接続は14:15~
資  料 ウェビナー登録時にダウンロードをお願いいたします。
接続台数 最大100台まで
内  容 第一部 令和2年度 事業報告
  障害者就業・生活支援センター オープナー 主任 川田 俊也
第二部 採用面接デモンストレーション
  みずほビジネス・チャレンジド株式会社 企画部職場定支援チーム 大森 理智氏
  東京障害者職業センター多摩支所 主任障害者職業カウンセラー 小野寺 十二氏
  医療法人社団碧水会 長谷川病院デイケア科 科長 佐々木 真一氏

 

 

 

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